外付けストレージは、写真・動画の保存、データバックアップ、持ち運び用など幅広いシーンで欠かせません。
特に外付けHDDと外付けSSDにはそれぞれの特徴があり、用途によって選び方が変わります。
この記事では、外付けSSDとHDDの違い・メリット・デメリットを整理し、さらにおすすめ製品をランキング形式で紹介します。
目次
- 外付けSSDとHDDの違い
- 外付けSSDを選ぶメリット・デメリット
- 外付けHDDを選ぶメリット・デメリット
- 外付けストレージの選び方
- 容量
- 転送速度
- 耐久性・持ち運びやすさ
- 接続方式(USB3.2, Thunderboltなど)
- 価格
- おすすめ外付けSSD 5選
- おすすめ外付けHDD 5選
- まとめ:こんな人にはSSD、こんな人にはHDDがおすすめ

1. 外付けSSDとHDDの違い
外付けストレージには大きく分けて SSD(ソリッドステートドライブ) と HDD(ハードディスクドライブ) があります。
- SSD:フラッシュメモリを使ったストレージ。高速で軽量、衝撃に強い。
- HDD:磁気ディスクを回転させてデータを読み書きするストレージ。大容量でも安価。
項目 | SSD | HDD |
---|---|---|
読み書き速度 | 非常に高速(500MB/s〜数GB/s) | 遅め(100〜200MB/s) |
価格 | 高め(1TBで1万円前後〜) | 安価(1TBで5,000円前後〜) |
容量 | 最大数TB程度 | 最大数十TBまで |
耐久性 | 衝撃に強い | 衝撃に弱い |
携帯性 | 小型・軽量 | 比較的大きく重い |
2. 外付けSSDを選ぶメリット・デメリット
メリット
- 読み書きが非常に速く、大容量ファイルの転送も短時間で可能
- 小型・軽量で持ち運びやすい
- 衝撃に強く、持ち歩いても壊れにくい
デメリット
- HDDに比べて価格が高い
- 容量あたりのコスパはHDDに劣る
3. 外付けHDDを選ぶメリット・デメリット
メリット
- 大容量モデルでも価格が安い
- 長期保存に適している
- 4TB〜10TB以上の大容量モデルが選べる
デメリット
- データ転送速度が遅い
- 衝撃に弱く、落下などで故障しやすい
- サイズが大きく重いため携帯性に劣る
4. 外付けストレージの選び方
4-1. 容量で選ぶ
- SSD:512GB〜2TBが主流。動画編集やゲーム保存用なら1TB以上推奨。
- HDD:2TB〜10TB以上まで豊富。大量の写真やバックアップに最適。
4-2. 転送速度で選ぶ
- SSD:500MB/s以上で高速転送可能。USB3.2 Gen2やThunderbolt対応ならさらに速い。
- HDD:100〜200MB/s程度。大容量データをまとめて移動する際は時間がかかる。
4-3. 耐久性・持ち運びやすさ
- SSD:コンパクトで軽量。衝撃に強いので持ち運び向き。
- HDD:持ち運びには不向き。基本的に据え置き利用がおすすめ。
4-4. 接続方式
- USB3.2 Gen1(5Gbps):一般的
- USB3.2 Gen2(10Gbps):高速転送対応SSD向け
- Thunderbolt 3/4(40Gbps):動画編集やプロ用途向け
4-5. 価格
- SSD:1TBで1万円前後〜
- HDD:1TBで5,000円前後〜
5. おすすめ外付けSSD 5選
5-1. Samsung T7 Portable SSD
- 転送速度:最大1,050MB/s
- 容量:500GB〜2TB
- 特徴:指紋認証付きモデルもあり、セキュリティ性抜群
5-2. SanDisk Extreme Portable SSD
- 転送速度:最大1,050MB/s
- 容量:500GB〜4TB
- 特徴:防水防塵(IP55対応)、アウトドアでも安心
5-3. Crucial X9 Pro
- 転送速度:最大1,050MB/s
- 容量:1TB〜4TB
- 特徴:堅牢設計、コスパに優れる
5-4. Western Digital My Passport SSD
- 転送速度:最大1,050MB/s
- 容量:500GB〜4TB
- 特徴:デザイン性と信頼性が高い
5-5. BUFFALO SSD-PUTシリーズ
- 転送速度:最大600MB/s
- 容量:250GB〜1TB
- 特徴:国内メーカー、安心のサポート付き
6. おすすめ外付けHDD 5選
6-1. Western Digital Elements Desktop
- 容量:4TB〜12TB
- 特徴:大容量でコスパ最強、据え置き型に最適
6-2. Seagate Expansion Desktop
- 容量:4TB〜16TB
- 特徴:シンプルで使いやすい、信頼性が高い
6-3. Buffalo 外付けHDD(HD-ADシリーズ)
- 容量:2TB〜6TB
- 特徴:日本メーカー製、テレビ録画にも対応
6-4. I-O DATA 外付けHDD
- 容量:2TB〜8TB
- 特徴:国内サポート充実、静音性に優れる
6-5. LaCie d2 Professional
- 容量:4TB〜10TB
- 特徴:デザイン性が高く、クリエイターに人気
7. まとめ:SSDとHDDの使い分け
- SSDがおすすめな人
- データを頻繁に持ち運ぶ人
- 高速なデータ転送を求める人
- 動画編集やゲーム用に使う人
- HDDがおすすめな人
- 大容量データを低コストで保存したい人
- 写真・動画のバックアップが中心の人
- 据え置きで安定的に使いたい人
👉 結論:
- 普段の作業や持ち運びには SSD
- 大容量保存やコスパ重視には HDD
自分の用途に合わせて選ぶことで、外付けストレージは長く快適に使えます。
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在宅ワークに最適なUSBハブとドッキングステーションおすすめ比較【2025年版】
リモートワークや在宅勤務が一般化する中で、PC周辺機器の使いやすさは生産性を大きく左右します。特に、USBハブやドッキングステーションは、ノートPCの拡張性を飛躍的に高めてくれる便利アイテムです。
本記事では、USBハブとドッキングステーションの違い、選び方、在宅ワークに最適なおすすめ製品を詳しく解説します。
目次
- USBハブとドッキングステーションの違い
- 在宅ワークにUSBハブが必要な理由
- USBハブ・ドッキングステーションの選び方
- ポート数・種類
- 給電(Power Delivery対応)
- 映像出力(HDMI/DisplayPort)
- 転送速度(USB3.0/3.2/Thunderbolt)
- 携帯性・デザイン
- 在宅ワークにおすすめのUSBハブ 5選
- 在宅ワークにおすすめのドッキングステーション 5選
- USBハブとドッキングステーションの活用術
- まとめ
1. USBハブとドッキングステーションの違い
まずは両者の違いを理解しましょう。
- USBハブ
- 主にUSBポートを増やすための機器
- 軽量・コンパクトで持ち運びしやすい
- 価格が安い(2,000円〜5,000円程度)
- ドッキングステーション
- USBポートだけでなく、HDMI、DisplayPort、LANポート、SDカードスロットなど多機能
- ノートPCをデスクトップ環境に変えるような使い方が可能
- 価格は高め(8,000円〜30,000円程度)
👉 つまり、USBハブ=簡易拡張、ドッキングステーション=フル機能拡張 と覚えておくと良いです。
2. 在宅ワークにUSBハブが必要な理由
在宅勤務では以下のような周辺機器をPCに接続する機会が増えます。
- 外付けモニター
- ワイヤレスマウス・キーボード
- Webカメラ
- 外付けSSD/HDD
- 有線LAN
ノートPC単体ではポートが不足しがちですが、USBハブやドッキングステーションを使えば、快適なデスク環境を構築できます。
特に、Zoom会議や資料作成、複数ディスプレイ作業を行う人には必須といえるでしょう。
3. USBハブ・ドッキングステーションの選び方
3-1. ポート数・種類
- USB-A(従来型USB)
- USB-C(最新ノートPC必須)
- HDMI / DisplayPort(外部モニター接続用)
- LANポート(安定した通信環境が必要な人向け)
- SD/microSDスロット(写真や動画編集者向け)
3-2. 給電(Power Delivery対応)
USB-Cハブやドッキングステーションは、PCに給電しながら拡張できるタイプが便利です。
- 65W以上対応ならほとんどのノートPCを充電可能
- MacBook Proなどは100W以上対応がおすすめ
3-3. 映像出力
- HDMI:フルHD〜4K対応が一般的
- DisplayPort:4K/60Hz以上の高リフレッシュレートに対応
- デュアルモニター対応かどうかも確認
3-4. 転送速度
- USB3.0/3.2:最大5〜10Gbps
- Thunderbolt 3/4:最大40Gbps、超高速データ転送
3-5. 携帯性・デザイン
- 在宅用なら据え置き型
- 外出先でも使うならコンパクトで軽量なモデル
4. 在宅ワークにおすすめのUSBハブ 5選
4-1. Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-C ハブ
- ポート:HDMI, USB-A×2, USB-C, SD/microSD, PD充電
- 特徴:コンパクトで持ち運びやすい万能モデル
- 価格:5,000円前後
4-2. Baseus 8-in-1 USB-Cハブ
- ポート:HDMI, USB-A×3, USB-C, LAN, SD/microSD
- 特徴:LANポート搭載で有線接続も可能
- 価格:6,000円前後
4-3. Satechi Aluminum Multi-Port Adapter V2
- ポート:HDMI, USB-A×3, USB-C, SDカード
- 特徴:MacBookに最適なデザインと相性
- 価格:8,000円前後
4-4. UGREEN USB-C Hub 6-in-1
- ポート:HDMI, USB-A×2, USB-C, SD/microSD
- 特徴:低価格ながら高品質でコスパ良し
- 価格:4,000円前後
4-5. Elecom DST-C11シリーズ
- ポート:USB-A, USB-C, HDMI, LAN, SD
- 特徴:国内メーカーの安心サポート
- 価格:7,000円前後
5. 在宅ワークにおすすめのドッキングステーション 5選
5-1. CalDigit TS4 Thunderbolt 4 Dock
- ポート数:18ポート搭載(USB-A/C, LAN, DisplayPort, Audioなど)
- 特徴:ハイエンド向け。動画編集者やクリエイターに最適
- 価格:45,000円前後
5-2. Anker 777 Thunderbolt Docking Station
- ポート:Thunderbolt 4, USB-A, USB-C, HDMI, LAN
- 特徴:100W給電対応、4K/60Hz出力可能
- 価格:35,000円前後
5-3. Lenovo USB-C Dock Gen2
- ポート:USB-A, USB-C, HDMI, DisplayPort, LAN
- 特徴:ビジネス用途に最適、複数ディスプレイ対応
- 価格:20,000円前後
5-4. Kensington SD5700T Thunderbolt 4 Dock
- ポート:Thunderbolt 4, USB-A, USB-C, HDMI
- 特徴:高耐久・セキュリティロック対応
- 価格:38,000円前後
5-5. Dell WD19S Dock
- ポート:USB-A, USB-C, HDMI, DisplayPort, LAN
- 特徴:Dell PCに最適化されているが他社PCでも使用可能
- 価格:25,000円前後
6. USBハブとドッキングステーションの活用術
- デュアルモニター環境を構築
- HDMIやDisplayPortで外部モニターを追加し、生産性アップ
- Web会議を快適に
- Webカメラ・マイク・ヘッドセットを同時接続して安定した会議環境を整備
- 外付けストレージを高速接続
- SSDをUSB3.2やThunderbolt接続で快適に利用
- 安定した通信環境の確保
- LANポートを利用して有線接続し、オンライン会議の遅延を防止
7. まとめ
USBハブとドッキングステーションは、在宅ワークの効率を大きく左右する必須アイテムです。
- USBハブがおすすめな人
- 持ち運びながら使う
- 価格を抑えて必要最低限のポートを拡張したい
- ドッキングステーションがおすすめな人
- 在宅でデスクトップ環境に近い作業をしたい
- 複数モニターや高速データ転送が必要
- 動画編集やプログラミングなど高負荷作業が多い
自分の作業環境や用途に合わせて選ぶことで、在宅ワークの生産性を飛躍的に高めることが可能です。